GEN H-4のフレームは、このようなジンバルによってローター(動力部)につながっています。そのため、コントロールバーを手前に引くとローター面が傾き、前進飛行をすることができます。同様にして、コントロールバーを押し出すと後進、右に振ると左へ、左に振ると右方向へ移動することができます。
ヨーコントロールはDCモーターを動力源として作動ギアを動かし、上下のブレードの回転数に差をつけることによって行います。上下のブレードの回転差により反トルクが発生し、それによってパイロットは機体の方向を制御します。
メインスイッチ | 機体の電源のON/OFF |
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オートヨーコントロールスイッチ | オートヨーコントロールシステムのON/OFF |
ヨーコントロール | 右に押すと機体は右に旋回、左に押すと左に旋回する |
エンジンスタートボタン | 左からNo.1~No.4のエンジンスタートボタン。 上のLEDはエンジンが停止するとそれに対応したLEDが点灯する。 |
スロットルレバー | 押し込むとエンジンの回転数が上がる |
タコメーター | エンジンの回転数を表示 |
型式名 | GEN125 |
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種類 | 2気筒 水平対向 強制空冷 自然吸気 キャブレター式 |
数 | 4基搭載 |
排気量 | 125cc/1基 (GEN H-4は4基搭載 合計500cc) |
発動機定格出力 | 10馬力/8400rpm |
連続最大出力 | 8馬力/7250rpm |
冷却装置 | ダクトつきファン、強制空冷 |
TBO | 500時間 |
エンジンスタート方式 | それぞれのエンジンで独立した電気式のスターターを使用。そのため同期を取りながらエンジンをスタートさせる必要がない。 |
ブレード長さ | 1880mm |
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翼弦長 | 最大 128.9mm 最小 35mm |
先端ねじり下げ | 6.3° |
翼端速度 | ブレード 860R.P.M の時 648km/h |
材質 | C-FRP |
プレコーニング角 | 4.8° |
機体高さ | 約 2.4m |
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ローター径 | 4.0m |
乾燥重量 | 約 75kg |
飛行速度 | 時速 10km/h~ 40km/h
ホバリングもできます。 |
最大離陸重量 | 160kg/海抜600m, 180kg/海抜0m |
三面図はこちら(PDF)