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2回目の飛行訓練です。
  
今回の目標はたちあがること。
訓練前に教官から「立たなきゃ訓練にならない」という御言葉をいただきました。きびしい…。
   
前回はエンジンの回転数を気にしすぎた為、スロットルを操作する左手に力が入り、操作が全部遅れてしまいました。
そこで今回はあえてエンジンの回転数を気にせずにやってみることにしました。

視線は前方の吹流し。前は500rpmづつゆっくりとスロットルを開けていましたが、今回はタコメーターはあえて見ず、浮力が感じられるところまでスロットルを開けます。
舵をゆっくり動かしてみます。前回感じた舵の重さはありません。やはり初回で緊張して力が入っていたんだなと実感します。
  
一生懸命立ち上がろうとするため足に力が入ります。ひざを軽く曲げた状態でふんばります。
やっているとだんだん太ももが張ってきました。よく考えるとこれは空気椅子…。
  
「立ち上がろう」というところに意識がとんでいるため、なかなかバランスが取れません。そのうちどっちに舵を打てばいいのかわからなくなってきます。それが操作のおくれにつながていき、機体が大きく振られ、あわててスロットルを戻すという事が続きました。
  
フライトとフライトの合間にもイメージトレーニングを重ねます。風に自分が振られていると仮定し、それに対する操作を実際に手を動かしながらイメージします。
上体を前方に傾ける。腕は前に突っ張る。
上体を後ろに傾ける。腕は自分の方に引いてくる。
前後、左右、繰り返しイメージをつみます。
自分と、機体と、ローターと。その関係をしっかり把握しなければ機体を操作するどころか安定させる事もできないのです。
やっていることは難しくない。理屈ではわかっている。でも体が動かないという現状が非常にまどろっこしくかんじます。
これからGEN H-4に乗ってみたいという方々。GEN H-4をコントロールを身につけるには、こういったイメージトレーニングが有効です。
 
最後の一回は無理に立ち上がろうとせず、機体に体を預けるつもりでやってみました。
やってみるとどうもこの方が機体の細かい動きがわかる気がします。
ただし、集中力が続くのは5分まで。5分を過ぎるとだんだん自分が何をやっているのかわからなくなってきます。
 
最後の一回はそれでもなんとなく機体の動きと舵の操作の関連性がわかりかけた気がしました。気だけかもしれませんが。
ここからが本格的な飛行訓練のはじまりです。